運営ライセンス

運営ライセンス

目次

オンラインカジノ運営ライセンス制度

ライセンスの取得

オンラインカジノの運営が怪しくないか見極めるポイントは、まず「合法的に運営されているか」です。

海外のオンラインカジノサイトの中には、非合法に運営されているオンラインカジノもあます。

非合法なオンラインカジノでプレイをしてしまうと、出金ができなかったり、個人情報を抜き取られてしまうなどのトラブルの危険性があります。

そのため、オンラインカジノを安心してプレイする条件として「合法的に運営されているオンラインカジノ」を選ぶ必要があります。

「合法的に運営されているオンラインカジノ」の見極める基準としては、まず「ライセンスを取得しているか」が重要になります。

オンラインカジノを合法的に運営するためには、政府から発行される運営許可証である「ライセンス」が必要になります。

ライセンスを取得するためには厳しい審査をクリアし、ライセンス料を払わなければなりません。

ライセンスを取得していないオンラインカジノは法律違反となります。

たとえ日本語の安全そうなサイトでも、ライセンスの取得が確認できなければ、絶対にプレイしないようにしましょう。

審査が厳しく評価の高いライセンス

 

主要なオンラインカジノ運営ライセンス

 

UKライセンス(イギリス)

http://www.gamblingcommission.gov.uk/Home.aspx

 

ライセンスの信頼性として非常に高いです。審査も厳しいです。財務状況など良好であり、事業者自体の広告手法などについても厳しく言及をするという事もあって、株式上場を果たしている優良オンラインカジノが取得している事が多いです。

 

マルタ共和国  MGA(マルタゲーミングオーソリティー)

http://www.mga.org.mt/

UKライセンスよりも税制上のメリットも高く近年では、多くの優良オンラインカジノがマルタライセンスに切り替えをしています。

それでも、UKライセンスの審査基準を受け継いでおり、その点で現在のオンラインカジノ業界的にマルタライセンスが優良なオンラインカジノライセンスとして認識をされています。

2000年に発行が開始されたマルタ共和国のライセンスは、数多くのゲーミングライセンスの中でも、特に取得するのが難しいライセンスです。

マルタ共和国のライセンスを持つオンラインカジノは安心ともいわれており、定期的な抜き打ち調査を行うことで、不正がないかを常にチェックしています。

また、ライセンスの有効期限は5年となっており、その間で不正が発覚した場合もライセンスは剥奪されるようになっています。

安心できるオンラインカジノを選ぶのであれば、マルタ共和国のライセンスを取得しているオンラインカジノがいいでしょう。

マルタ共和国ライセンス取得済みのオンラインカジノ

 

ベラジョンカジノ

カジノシークレット

カジ旅

チェリーカジノ

インターカジノ

ワンダリーノ

 

KAHANAWAKE(カナワキ)(カナダ)

http://www.gamingcommission.ca/

カナワキのライセンスは、取得自体が困難というわけではな、「並」と言ったところのライセンスです。

オンラインカジノを紹介をしているサイト上では、あたかもスゴク良いライセンスのように書いてある事がありますが、決してそんな事はありません。

しかしながら、近年は多くの人気オンラインカジノも取得をしているライセンスとなっており、ライセンスの信頼性だけで、そのオンラインカジノの安全性などを決める事が出来ないので、各々のカジノサイトの運営履歴などによって推し量るようにする必要性があります。

 

しかし、入出金スピードや決済手段においてレベルが高いオンラインカジノにも発行しているライセンスです。

一度発行したライセンスの有効期間が「2年」と短めなので、定期的にライセンスの更新が必要となります。

 

また、2012年にはプレイヤーからの苦情や問題について発表するなどして、プレイヤーにも真摯に対応しているところから、信頼度の高いライセンスと言えるでしょう。

 

カナワケライセンス取得済みのオンラインカジノ

 

ジャックポットシティカジノ

パイザカジノ

 

 

PAGCOR(パグコー)(フィリピン)

https://www.pagcor.ph/index.php

 

PAGCORライセンスは、フィリピンの大統領令によって設立された民間企業が管理発行をするライセンスです。

以前までフィリピン・ファーストカガヤンというライセンスで運営をされていたオンラインカジノなどが、PAGCORライセンスに切り替えています。

 

ドゥテルテ大統領の内政によって、ギャンブル、風俗、パブなどの運営ライセンスの更新が荒れたので、現在のようになっています。

 

 

 

CURACAO EGAMING(キュラソー)(オランダ)

https://www.curacao-egaming.com/

カリブ海にある小さな国「キュラソー島」の、eGaming監視機関が発行しているキュラソーライセンスは、1999年からさまざまなオンラインカジノのライセンスを発行してきました。

キュラソーライセンスも多く利用されているオンラインカジノ運営ライセンスとなっています。

 

比較的歴史が古いライセンスですが、基本的には、そこまで審査基準の厳しいライセンスではありません。

従って、キュラソーライセンスを取得をしているからと言って、しっかりとしたオンラインカジノとは言えないとう玉石混在系の運営ライセンスとなっています。

 

しかしながら、優良オンラインカジノも多くキュラソーライセンスを取得をしているので、

このライセンスだけでオンラインカジノを運営をしているオンラインカジノサイトの場合には、運営履歴、トラブルなどを各々に判断をして掲載をする必要性があります。

 

キュラソーライセンスを取得している大手オンラインカジノや、キュラソーライセンスと一緒に他のライセンスも取得しているオンラインカジノもあり、オンラインカジノの中では特に有名なライセンスといえます。

運営ライセンス

 

運営ライセンス

 

Gibraltar(ジブラルタル)

Gibraltar(ジブラルタル)

https://www.gibraltar.gov.gi/new/remote-gambling

ジブラルタルも優良なライセンスであると言われていますが、近年では、日本に進出をしてくるオンラインカジノとしては、あまり見る事がなくなりました。

しかし、問題のない優良な、オンラインカジノ運営ライセンスであるのですが、ジブラルタルライセンスを取得をしているオンラインカジノサイトの日本市場向けは、日本語サポートなどが単なる直訳であったりしており、日本人に人気のあるオンラインカジノは、このライセンスを取得しているオンラインカジノは、殆どなくなりました。

 

しかし、ジブラルタルのライセンスは「一流オンラインカジノの証」といえるほど、ハイグレードなライセンスである事に違いはありません。

ライセンスの審査は、ジブラルタルの政府が直接調査をしており、今までの企業実績に基づいて認可を出しているため、実績を積んでいないオンラインカジノ企業は、まずライセンスを取得することが難しくなります。

さらに、ジブラルタルのゲーミングライセンスは維持費も高額なので、経営面での安定性も求められます。

 

経営状況が安定しているオンラインカジノを選ぶ場合は、ジブラルタルライセンスを取得しているオンラインカジノをオススメします。

 

ジブラルタルライセンス取得済みのオンラインカジノ

 

ウィリアムヒルカジノ

 

 

Isle of Man(マン島)

https://www.gov.im/

 

信頼性の高いオンラインカジノ運営ライセンスと言われていますが、近年の日本市場に向けて展開をしているオンラインカジノでは、取得をしているカジノをみかけなくなりました。

 

 

Alderney(オルダニー島)

https://www.gamblingcontrol.org/

 

オルダニーのオンラインカジノ運営ライセンスは、カジノサイト運営企業向けというより、カジノゲームを開発をしているゲーミングプロバイダーが多く取得をしている印象になります。

 

 

公平な監査機関による定期チェック

例えライセンスを取得していても、ライセンス取得の審査を終えたら好き勝手に運営するようなカジノがあったら困りますよね。

そのようなことがないように、ライセンス取得後の運営を監視する「第三者機関」が存在しています。

 

第三者機関による監査の有無は、オンラインカジノ運営において法的に必須ではありません。

実際、第三者機関の監査がなくても公平に運営されているカジノもありますが、オンラインカジノを安心して楽しむためにもチェックしておきたい項目の一つです。

 

運営ライセンス

 

主な第三者監査機関

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eCOGRA(イーコグラ)

eCOGRA

eCOGRAが設けている基準(一部抜粋)

常に公平なゲームを提供していること

問題が起こったときに、迅速な解決を図っていること

支払いをきちんと行っているか

「eCOGRA(イーコグラ)」は、2003年に「プレイヤーの保護」のため設立された、オンラインカジノの公平性をチェックする非営利団体(NPO)です。

 

eCOGRAは、第三者の公平な立場からオンラインカジノに関する基準を設け、審査を行います。

この基準は非常に細かく多岐に渡っており、審査も厳しいことで有名です。eCOGRAによるチェックは「一度の審査では合格出来ない」と言われているほど厳しく、優良なライセンスを取得しているオンラインカジノでも落とされることもあります。

 

さらに、新しい基準が定められるたびに審査を受けなければならず、定められた基準に満たなくなった場合には、即認定を外されるほど厳しい審査体制になっています。

 

また、eCOGRAの認定しているオンラインカジノでトラブルが発生した場合、eCOGRA(イーコグラ)に相談し、仲介に入ってもらうことも可能です。

トラブル対応も非常に迅速で、プレイヤーと運営者の間でトラブルが発生した場合には、eCOGRAによる的確なアドバイスで平均48時間以内には解決しています。

 

継続的に厳しい審査を行っており、トラブル処理も早いeCOGRAの認定を受けているオンラインカジノであれば、安心してプレイが楽しめるでしょう。

 

 

GLI(Gaming Laboratories International)

GLIが設けている基準(一部抜粋)

ゲーミング機器がお金を正しく扱っているか

RNG(乱数発生装置)のテスト

自己規制プログラムが働いているか

他にも、GLIの審査は、数多く設定された細かい基準をクリアする必要があります。

 

「GLI(Gaming Laboratories International)」は、ギャンブル系における最大規模の審査機関です。

元は1989年にアメリカで設立されたゲーム審査機関「TST(Technical Systems Testing)」で、TSTが2010年にGLIグループ企業の一部に入り現在の形となっています。

 

ラスベガスやマカオなどのランドカジノのペイアウト率の公表や、スロットマシンの検定、宝くじの監査なども行っており、カジノ関連機器・ロト・オンラインカジノのテスティング事業において世界で9割のシェアを占めています。

その正確さは「GLI基準」と呼ばれ政府の審査基準としても採用されるほどになっています。GLIの監査があれば、まずイカサマの心配はないでしょう。

 

 

iTech Labs

 iTech Labs

iTech Labsが設けている基準(一部抜粋)

ゲームがルールをきちんと守ったものか

ゲーム結果と勝利金額が対応しているか

ゲームが正しく機能しているか

iTech Labsは、10年以上に渡って幅広いオンラインゲームの認定を行い、品質保証やセキュリティテストなどのオンラインカジノやソーシャルゲームに対するテストサービスを提供してきたオンラインゲームの認定ラボラトリーです。

主に、乱数ジェネレータ(RNG)でのテストを行い、ゲームバランスが公平であるかなどの監査を行っています。

 

オンラインゲーミングの人気ソフトウェア会社「NETENT」などのゲームをテストしてきた実績があります。

 

 

TüV compliant(テュフ コンプライアント)

 

TüV compliant(テュフ コンプライアント)

「TüV compliant(テュフ コンプライアント)」は、技術・安全・証明サービスに関する認証機関「テュフラインランド」が行うコンプライアンス管理サービスです。

 

企業のコンプライアンステストや製品の安全試験・認証を行っており、企業や製品の公平性や独立性などを厳しくチェックしています。

また、監査や認証だけでなく、商品や工業に対する技術支援や、自動車や医療機器などの特に安全性が求められる製品の試験も行うなど、幅広い実績があります。

ドイツに本社を置く企業ですが世界中に拠点があり、日本にも1978年に駐在事務所を開設しています。

 


GAMCARE

 GAMCARE

GAMCAREとは、主にギャンブルに関する悩みや問題を抱えている人々をサポートするイギリスの民間団体です。

主にギャンブル依存に苦しむ人たち向けのカウンセリングやアドバイスを行っており、電話やメールでの相談を受け付けています。

 

サイト下部にGAMCAREのロゴが記載されている場合は、ギャンブル依存症対策や自己規制プログラムなどに力を入れているカジノサイトである可能性が高いです。

 

ベラジョンカジノウィリアムヒルカジノなどの大手サイトがGAMCAREと連携しています。

 

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